1990年制作 モノクローム 字幕スーパー 劇団GMG映画制作委員会(現・鼓舞指座)
原作  西村京太郎  脚本・監督  大原 秋年


■文部省選定

題字は全日本ろうあ連盟参与だった美術家故大原省三氏の筆です
■推薦 『きこえない』とは…どういうことか?
社会福祉法人全国社会福祉協議会
優秀映画鑑賞会 健全映画鑑賞会
社団法人日本青年奉仕協会
社会福祉法人全日本精神薄弱者育成会
■後援 『本当のコミュニケーション』…とは?
財団法人全日本ろうあ連盟
全国ろう学校PTA連合会
全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
全国手話通訳問題研究会
推薦・後援団体名称については、映画製作当時のものです

! 母親思いの、耳の不自由な少年が、母親殺しの罪に問われた。
少年が、病弱な母のために買った栄養剤の中に、毒が混入されていたのだ。
「おまえがやったのだろう!」
刑事の怒声がひびく。だが、その声は少年の耳には聞こえない。
聴者との断絶。孤独な状況での取り調べ。裁判。
「母は僕より大切な人です!」無実を叫びながら、少年は憤死する。
なぜ少年は死ななくてはならなかったのか。少年を死に追いやったものは。
遂に届かなかった少年の声。少年の心。
少年の祖父の手によって暴かれていく事件の真相。
知ってほしい。
この映画のタイトルの意味と、コミュニケーション不在・閉ざされた世界の真実と悲しみを。

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